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在籍会社(アリバイ会社)とは?審査を通す裏技?デメリットは?

賃貸の入居審査

こんにちはおさるです。

私は大阪市内で働く不動産屋です。

今回は在籍会社(アリバイ会社)について解説していきます。

在籍会社とは賃貸の入居申込の際に使う架空の勤務先情報です。

無職・夜職・個人事業主など審査に不安のある方が利用されていたりします。

今回は在籍会社について詳しく解説していけたらと思います。

在籍会社の利用を推奨しているわけではないのでその点はご認識ください。

在籍会社(アリバイ会社)とは?

在籍会社とは賃貸の入居申込の際に利用する架空の勤務先情報です。

会社によってはアリバイ会社と言われていることもあります。

架空の勤務先情報と言っても実際に存在している企業で、実態は賃貸の入居審査に通るように「とある会社」が協力するという形です。

具体的には、賃貸の入居審査の際には勤務先に電話確認が入る場合があったり、在籍証明書(従業員証明書や内定通知書、源泉徴収票など)の書類が求められることがあります。

これら審査に必要となる手続きを一定額のお金を払うことで協力してくれるという形です。

在籍会社を使う人はどんな人?

在籍会社を利用する人は職業について審査面で不安がある方です。

  • 無職
  • アルバイト
  • 契約・派遣社員
  • 個人事業主
  • 夜職

これらに該当するような人は、審査に落ちることも多々あります。

「希望する物件があったけど審査が通りそうにない」「今の自分の属性ではどこも審査に通らない」そのような思いで在籍会社を使う人がいてたりします。

審査は安定した収入があり家賃も問題なく払っていけそうな人が審査に通る傾向があります。

正社員であれば、毎月一定額の給料が振り込まれますし収入が安定しているので、収入の増減が出やすい個人事業主やアルバイトといった雇用形態よりも審査に通りやすいです。

もちろん、個人事業主はアルバイトでも審査に通る事はありますが、家賃が上がるにつれて求められる収入も上がっていきますし、物件によって審査の難易度は様々です。

在籍会社の費用相場は?

在籍会社の費用相場は3万円〜5万円が多いです。

上記の金額は「株式会社」として実際に存在している企業で会社規模もそれなりにある場合があります。

在籍会社の金額は1万円や2万円などの安価なものもありますが、設立日が浅かったり従業員数が少ない、法人登記をしていないなど社会的信用の低い在籍会社もあります。

在籍会社とは会社の信用を借りる形で審査をすることになるので、会社の信用度が低い場合は安いことが多いでしょう。

在籍会社を使う方法は?

在籍会社は、申込みをする不動産会社に紹介してもらうことになるでしょう。

多くの場合その不動産会社が提携している会社に協力してもらいます。

物件申し込みの前に、不動産会社に審査の相談をして依頼する形になると思います。

在籍会社を自分で用意する人もいる?

知人に会社、経営者等の知り合いがいる場合、その人に在籍会社として入居審査を協力してくれないかと依頼する人もいるそうです。

審査の際に、会社に電話がかかってくる可能性があること、収入証明書等の書面作成を依頼する人もいるそうです。

在籍会社は危ない?

在籍会社は自分の勤務先情報を偽るということですので虚偽申告になります。

もちろんリスクはあるわけで、ばれてしまうと、契約解除等の可能性があります。

在籍会社のリスクとみんなはどうしているかなど解説していきたいと思います

虚偽申告となり賃貸借契約解除の可能性がある

勤務先や収入といった情報は、入居審査に大きな影響を与える部分で虚偽の申告をしていけない事は当然です。

虚偽の申告がばれた場合は、賃貸借契約解除(立ち退き)となる可能性も充分あるでしょう。

またその場合、違約金等の費用が発生する可能性はあります。

実際はみんなどうしてる?

先ほど説明したようなリスクがありながらも在籍会社を利用する人は一定数います。

理由としては、口裏を合わせてバレなければリスクはないと言う考えでしょう。

もしくは自分の属性では在籍会社を使わなければろくに物件も選べないと言う理由もあると思います。

現在、賃貸物件の入居には、保証会社の加入はほぼ必須です。

保証会社審査に通過するには、一定以上の収入は必要になりますし、ある程度社会的信用も必要になってきます。

保証会社なしと言う物件もたまにありますが、条件の良い物件は基本ないでしょう。

審査に困ったらどうすればいい?

「希望する物件はあったけど審査に通らなさそう。だけどこの物件に住みたい」

このようなご意見は普段からお客様の部屋探しをしていてよくあります。

在籍会社は実際バレてしまうとリスクもあるので、在籍会社を使わずに真っ当に審査を通したいという人もおられると思います。

在籍会社を使わない場合について解説します。

本当に審査に通らないか確認する

まずは自分の属性で物件の審査に通るかどうかをしっかり考えましょう。

担当の不動産会社に審査の難易度や提出必要な書類について確認してみましょう。

もし、審査に通る可能性があるのであれば、そのまま審査に通すようにしましょう。

代理契約を行う

自分が審査に通らないような属性であれば、代わりに契約者になってもらう人を探しましょう。

周りの人に協力してもらう必要があり難易度は高いと思いますが、在籍会社を使わずに審査を通すために必要な方法です。

ただ代わりに契約者になってもらうとは言っても、入居者の属性を全く見ないわけではないので、確実に審査に通るとも言い切れません。

ご家族で代わりに契約者になってもらえるような人がいるのであればお願いしてみましょう。

家族以外の代理契約の場合は不自然に感じられるので、申込時にちゃんとした理由を伝えなければ怪しまれる可能性はあります。

物件の条件を変える

在籍会社を使わず代理契約も難しいのであれば、自分の属性でも審査に通りそうな物件を探すことになるでしょう。

審査のゆるい物件を優先的に探すことにして、家賃やエリアなどの物件の条件を考えながら探すことが必要です。

数多くの物件に触れるためにもいくつか不動産会社と連絡を取ってみて模索してみるといいでしょう。

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