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不動産の賃貸契約は来店なしでも大丈夫?手続きの流れと方法は?

賃貸のよくある質問

こんにちはおさるです。

私は大阪市内で働く不動産屋です。

今日は賃貸契約は来店なしでも手続きできるのかについて解説していきたいと思います。

よくある例では、転勤などで遠方から引っ越しをする際、内覧や契約に来店できない場合があります。

結論、最初から最後まで来店なしで手続きをすることは可能です。

いくつかポイントがありますので、順を追って解説していきます。

①物件探し

まずは一番最初のフェーズとしては物件を探すことからです。

物件を探す際は、SUUMOやホームズなどのポータルサイトを最初に見られる方が多いと思います。

気になった物件があれば、内覧の予約をして実際にお部屋に見に行くことが一般的です。

ただし、遠方からの引っ越しで来店できない場合は、オンライン内覧や動画撮影などを不動産会社に依頼することで対応することがあります。

ポイントや注意点は下記の通りです。

不動産会社の選び方

まず希望するエリアの物件をいくつかピックアップして何社か不動産会社に問い合わせてみましょう。

問い合わせる際のポイントは次の通りです。

  • そのエリアについて詳しいかどうか
  • オンライン内覧は対応してるか?
  • 契約手続きなども来店できないが大丈夫か?

ポータルサイトで問い合わせた後、不動産会社から連絡が来るので上記のポイントを確認しておきましょう。

何社か不動産会社と話してみて、そのエリアに詳しい人や自分との相性が良さそうな人にオンライン内覧を依頼しましょう。

オンライン内覧・動画撮影

気になる物件がいくつかピックアップできたらオンライン内覧をしましょう。

不動産会社の担当と日時を調整してZoom等のアプリを使ってお部屋を見させてもらいます。

オンライン内覧の注意点は次の通りです。

  • 音はどうなのか?
  • 臭いはあるのか?
  • 周辺の環境はどうなのか?

上記はオンライン内覧では分かりにくい部分ですので、担当に必ず質問しましょう。

日時の調整等が難しい場合は、担当に動画を撮影してきてもらい送ってもらうようにしましょう。

②申込み

オンライン内覧をして希望の物件が見つかったら申込みをしましょう。

申し込みは来店なしでも可能です。

必要な情報を不動産会社が指定する方法で送りましょう。

よくある申し込み方法は下記の通りです。

  • LINEやメールなどで情報を送る
  • 申込書のデータをもらい記入して提出
  • 申し込みURLを送ってもらい、自分で入力

物件によって申込み方法は異なるので、不動産会社に確認しましょう

申し込みに必要な情報は?

申込みの際には、契約者の情報に加えて、同居人の情報、緊急連絡先や保証人の情報が必要となります。

また、本人確認書類の提出が必要になる場合もあります。

物件によって提出必要な書類は異なるので申込の前に担当に確認するようにしましょう。

よくある必要書類に関しては別記事でまとめているので参考にしてください。

③審査

申込みを完了すると審査に移ります。

審査の間は不動産会社からの連絡待ちとなります。

おおよそ2~3日で審査は完了しますが、長い場合は1週間以上かかることもあります。

審査の内容は?

審査は大きく2つあり、保証会社審査貸主審査がございます。

一般的には保証会社審査→貸主審査の順番でおこないます。

審査の内容については説明すると長くなるので簡単に下記のような内容が総合的に確認されます。

  • 契約者の年齢や現住所
  • 勤務先情報や収入、勤続年数
  • 引っ越し理由
  • 家賃に対して、収入が合っているか
  • 信用情報に傷がないか
  • 過去に保証会社で、家賃トラブル等がないか
  • 同居人との関係や、その方の情報
  • 緊急連絡先との関係や、その方の情報
  • 保証人との関係や、その方の情報

審査時には申込内容の確認について電話確認が入ることがあります。

また内容について疑問点などがある場合は追加で必要書類の提出を求められる場合があります。

④契約

審査が完了すれば契約手続きに移ります。

契約手続きは来店して手続きをすることが多いですが、来店なしの場合は下記のどちらかで手続きを進めます。

  • 書類の郵送で手続き
  • 電子契約

物件によって契約書が紙ベースか電子書面か異なり指定された方法で手続きとなります

書類の郵送で手続き

契約書類等が紙ベースの場合は郵送で手続きすることとなります。

不動産会社に契約書類を郵送してもらい、届き次第署名捺印をします。

重要事項説明書に関しては不動産会社から説明があるので、電話やオンライン通話などの方法で説明を受けましょう。

多くの場合、契約時には住民票等の提出必要な書類があるので、署名捺印した契約書と合わせて返送しましょう。

電子契約

契約書類が紙ではなく電子書面というケースも最近増えています。

契約者のメールアドレスなどに契約書類等が電子で送られてきますので署名捺印はウェブ上でします。

電子契約の場合も不動産会社から重要事項説明書の説明があるので、電話やオンライン通話等の方法で説明を受けましょう。

⑤決済

契約手続きが完了すれば、初期費用の振込みをしましょう。

多くの不動産会社は銀行振込みとしている場合が多く、クレジットカード払い希望であれば確認しましょう。

初期費用の内訳はチェックしましょう

請求書が提示されたら、初期費用の内訳は確認しておきましょう。

一般的には、契約の条件となる管理会社指定の費用+仲介手数料となります。

仲介会社によっては、仲介手数料以外にも費用の上乗せをしているケースがあり、不要な費用まで払わないように確認しておきましょう。

⑥鍵渡し

ここまで手続きすれば全て完了です。

後は入居日当日に鍵を受け取るのみです。

鍵渡しは多くの場合、不動産会社の店舗に出向き受け取る形です。

まとめ

今回は来店なしで賃貸契約をする流れについて解説してきました。

来店なしで賃貸契約をする事は実務上多く、特に転勤等の場合はよくあります。

物件探しから鍵渡しまで来店なしであれば不安な点もあると思うので、本記事が参考になれば嬉しい限りです。

他にも部屋探しについての記事を書いているので、参考にしていただけると幸いです。

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