こんにちはおさるです。
私は大阪市内で働く不動産屋です。
毎日お客様の案内で内覧していると、大量のコバエが死んでいたり、下水道の匂いがする部屋があります。
せっかく綺麗な部屋なのに勿体無いと感じることも多く、それが理由で決断に至らないこともよくあります。
そもそもなぜコバエが発生したり、下水道の匂いがするのか。
気になる人もいると思うのでまとめました。
大量のコバエが死んでいる理由
お部屋に入った感じは好印象でも、じっくり部屋を見ていると窓際に大量のコバエが死んでいるパターンはよくあります。
このコバエたちは洗面台やお風呂などの排水管から部屋に来ています。
空室期間が長くなると封水切れを起こしてしまい、虫が部屋に入りたい放題になってしまいます。
封水切れとは、排水溝の中の水が蒸発してなくなることです。

普通に生活していると封水(排水管の中の水)がなくなることはありません。
ただ退去されてから数週間や数ヶ月経過していると水が蒸発して、今まで虫の侵入を防いでいた機能がなくなります。
そして侵入した虫が部屋から出れず窓際で死んでしまうというわけです。
下水道の匂いがする部屋の理由
これも先ほどの内容と同じです。
排水管の水がなくなることで下水道の匂いが上がってきます。

下水道の匂いが部屋に染み付くと、入居後も少し臭ったりするケースもあります。
内覧の際にも、部屋を開けた瞬間から臭い部屋という印象を与えてしまうので、適切に対応しておきたいところです。
虫対策や匂い対策をするにはどうすればいいか
このような原因を防ぐには封水切れを防ぐことです。
- 排水溝にラップをして蓋をする
- 定期的に水を流す
- 封水切れの防止剤を使う
1箇所でも対策を忘れてしまうと意味がないので、全ての箇所でする必要があります。
排水溝にラップをして蓋をする
一番多く見かけるのはこの方法です。

内覧の時にラップしていると「ちゃんとしてくれているな」と個人的に感じます。
定期的に水を流す
封水切れの原因は水の蒸発なので、定期的に水を流しておけば封水が切れることはありません。
定期的に水を流せるような環境にいるのであれば、シンプルな方法でしょう。
封水切れの防止剤を使う
封水切れの防止剤というのもあります。
防止剤を排水溝に流しておくことで、水の蒸発を防いでくれます。
まとめ
窓際にコバエが死んでいたり、下水道の匂いが充満しているのはマイナスでしかありません。
対策も難しくないのでしておきたいとこです。
他にも不動産賃貸や売買、お部屋探しについての記事も書いているので参考にしていただければ幸いです。
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