こんにちはおさるです。
私は大阪市内の不動産屋です。
以前不動産実務検定の記事を書きまして今回はその続きです。
私は不動産実務検定1級を対策なしで合格しまして、試験を受けた経験からこの本が勉強に良いのではないかというのを勝手ながら紹介させていただきます。
公式ではありませんので勉強方法に困っている方が参考になればと思います。
初心者から不動産投資の勉強を始める際にはどこから始めたらいいか分からないと思います。
私がこれまで読んだ不動産投資の本から試験に役立ちそうな本をご紹介します。
別記事で不動産実務検定を受験した感想まとめているので参考にしていただければ幸いです。
私がこれまでに読んだ不動産に関連する本
私がこれまでに読んだ不動産に関連する本はこちらです。

今から約3.4年前に宅建の勉強を始めまして、それから資格試験を中心に不動産の勉強をしてきました。
資格をいくつか取得してからはそれぞれ興味のある分野の本を買い進めていき、参考書も合わせると全部で60冊程度でしょうか。
その中で不動産投資に関連する本は20冊程度読みました。
今回はこの中から、知識0から学習を始める上で不動産実務検定に役立ちそうな本という観点で紹介していきます。
不動産実務検定の受験に役立つ本7選

不動産実務検定に役立つ本7選はこちらです。
- はじめての不動産投資 失敗しない136の知識
- 世界一楽しい不動産投資の授業
- 不動産投資の教科書
- 不動産投資 融資攻略バイブル
- 【難しめ】不動産投資の財務・融資
- 【難しめ】不動産投資の「収益計算」シュミレーション
- 【難しめ】不動産投資大全
不動産投資の本は数多くあり、投資手法・銀行融資・税金関連など細かく分けると非常に多くあります。
専門的で部分的な内容よりも、全体像を理解しやすい本が良いと思いました。
不動産実務検定は知識がほとんどない状態から大家を目指す方向けの試験ですので、不動産投資の全体像の把握と基本的な知識があれば十分です。
あくまで私が読んだことのある書籍の中からですが、初学者でも分かりやすく必要な項目について解説されている書籍を一つずつ紹介します。
①はじめての不動産投資 失敗しない136の知恵
こちらは初学者が疑問に思うであろう内容がQ&Aの方式で一つずつ解説している本です。
不動産投資の基本知識から物件選び・融資など初学者が気になりやすい部分がまとまっています。

イラストより文字が多いので活字に慣れていない方は少し読みにくいかもしれません。
イラストやイメージを多く使われている書籍が言い方には次に紹介する書籍の方が良いと思います。
内容的には完全知識0からでも読める基礎的な部分です。
若干難しい部分もあるかもしれませんが、最初に読む本としては全体像の理解や基礎の学習に良いと思います。


②世界一楽しい不動産投資の授業
こちらは不動産投資を始めて勉強する方でも分かりやすい本です。
不動産業界の専門用語の解説も最初についていて、全くの初学者でも読みやすい工夫がされています。


本書はカラーバリエーションやイラストが非常に分かりやすいです。
随所に実際の写真も用いられていてイメージしやすいです。
初学者でも読みやすい内容の反面、銀行融資や税金など少し詳しい部分が書かれてなかったりします。
最初にざっくりとした内容を掴むためには勉強になると思います。


③確実に儲けを生み出す 不動産投資の教科書
こちらは不動産投資の実務的な部分を中心にした書籍です。
先にご紹介した2冊に関しては不動産投資の基礎知識や雰囲気を掴むのに最適です。
こちらの本はどうやって行動すれば良いのかという部分を中心に解説されています。

イラストや写真もちょうど良い感じに使われています。
余白が十分にあるので文字が多すぎず読みやすいです。
内容的には、不動産投資の心構え、物件選びの仕方、金融機関の開拓という構成で書かれています。
具体的な行動を中心に知りたい方にはおすすめです。


④不動産投資 融資攻略バイブル
こちらの書籍は金融機関の開拓について詳しく書かれています。
不動産実務検定には融資の知識を問われる場面もあり、実際に投資をする上でも知っておかなければいけない知識です。
これまでに紹介した書籍でも金融機関について書かれている部分もありますが、この本は銀行の考え方や銀行側の視点で書かれているので非常に分かりやすかったです。

イラストや写真は少なめですが、余白もあり行間もあるので文字はすっきりとして読みやすいです。
融資を使った不動産投資をするなら確実に知っておかないといけない知識が豊富です。
著者が元銀行員ということもあり、銀行側の視点で書かれているのが非常に参考になります。
融資を引くために必要な知識や心構えなど参考になる部分も多いのでおすすめです。


⑤【難しめ】不動産投資の財務・融資
こちらはこれまでに紹介した本より少し専門的になってきます。
不動産投資の財務や融資を中心に解説している本です。

書籍の内容的に決算書や税金の話が多く出てくるため、イラストは少なく文字と表などがメインです。
銀行融資を引くにはどのような決算書が良いのか、銀行の評価はどうすれば良くなるのかが解説されています。
税金と簿記の基礎知識があれば読みやすいと思いますが、完全な知識0であれば少しハードルは高いかもしれません。
ただし不動産投資で税金の知識は必須です。
少し難しいと感じた方でも、学習を進めていく上で徐々に慣れてきて理解できるようになります。


⑥【難しめ】不動産投資の「収益計算」シュミレーション
こちらは先程と同じシリーズの本です。
先程の本は財務や融資という銀行側の視点が中心でしたが、こちらは儲かる物件を見定めるシュミレーション解説の本です。

構成は先程の書籍と同じで文字と表などがメインです。
物件のシュミレーションを項目ごとに一つずつ解説しており、表と数字を照らし合わせて読むスタイルです。
解説が丁寧で一つずつ順序立てて解説してくれているので分かりやすいです。
もちろん本書で解説しているシュミレーションは無料特典としてついています。
不動産投資の書籍ではシュミレーションが得点でついていることが多いのですが、本書のシュミレーションはわかりやすくて使いやすいです。
数字と文字を照らし合わせて読む必要があるので、税金などの知識がないと少し読むのに苦労するかもしれませんがおすすめです。


⑦【難しめ】不動産投資大全
こちらは一番ボリュームがあり非常に内容の濃い本です。
不動産投資の基本から物件取得、金融機関やシュミレーション、税金に関する知識まで総合的に書かれています。

一般的な書籍が250〜300ページが多いですが本書は約630ページあり2冊分くらいあります。
またイラストや図は使われていなく文字のみでびっしり書かれています。
他の書籍では語られていない部分までみっちり解説されています。
また他の書籍よりも主張が少なく客観的な視点で解説してくれている印象があります。
ボリュームこそあるものの非常に参考になります。


まとめ
今回は不動産実務検定に役立つ書籍を紹介いたしました。
あくまで私が読んだことのある書籍の中から、試験の合格に活かせそうでレベルにあった内容の書籍を選びました。
不動産実務検定については別記事で解説しています。
私が受験をしたきっかけや試験内容などについても詳しく解説しているので参考にしていただければ幸いです。
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