こんにちはおさるです。
私は大阪市内で働く不動産屋です。
賃貸でお部屋を借りる際、必ずと言って良いほど保証会社の加入が求められます。
物件によって保証会社はさまざまで会社によって審査の難易度が異なります。
今回は37社の保証会社を難易度別に一覧にしてみました。
みなさんの参考になれば幸いです。

保証会社についての前提知識
まず一覧をお伝えする前に前提の部分だけお伝えしておこうと思います。
一覧だけを知りたい人は次の見出しまでお進みくださいませ。
保証会社の3つの難易度について
保証会社の難易度は、独立系・信用系・信販系の3つに分かれます。

このように3つの大きな枠組みがあり、対象の保証会社がどこに属しているかが難易度を知るために必要です。
審査で見られる内容について
審査で見られる内容は下記の通りです。
難易度 | 審査内容① | 審査内容② | 審査内容③ |
---|---|---|---|
信販系(難しい) | 個人信用情報の確認 | LICCの確認 | 自社内の基準 |
信用系(普通) | LICCの確認 | 自社内の基準 | – |
独立系(簡単) | 自社内の基準 | – | – |
※個人信用情報の確認は、クレカや携帯電話などの滞納が無いか確認されます。
CIC(指定信用情報機関)やJICC(日本信用情報機構)という信用機関で、過去の支払い情報を確認することが出来ます。
信販系保証会社は、申込者の情報から信用情報の確認をして過去に事故情報があると審査はほぼ通らなくなります。
いわゆるブラックリストといわれる情報です。
※LICCというのは、全国賃貸保証業協会の通称です。
保証会社の情報共有などをする機関で、LICCに登録されている保証会社は過去の家賃トラブルなどの情報を確認することができます。
信用系や信販系ではLICCの確認も審査対象となるので、一つでもトラブルが確認されると黄色信号ということです。
※自社内の基準は、各保証会社が独自に設定している基準です。
審査の難易度は大きく3つに分かれているとはいえ、各保証会社でそれぞれの基準があります。
例えば、勤務先や収入、申込物件の家賃や住所、年齢や転居理由など総合的に確認します。
保証会社の難易度は変わっていく
保証会社の難易度は変わっていきます。
自社内の審査基準に変更があったり、信用系→信販系などの変更があることもあります。
今回は2024年12月調べの情報です。
37社の保証会社難易度一覧
保証会社の難易度別にまとめましたので参考になれば幸いです。
信販系(難しい)→信用系(普通)→独立系(簡単)の順番です。
信販系の保証会社はこちら
信販系は最も難易度が高い保証会社です。
- オリコフォレントインシュア
- オリエントコーポレーション
- ジャックス
- エポスカード
- セゾン
- アプラス
- セディナ
- 全保連
- アーク
- ライフカード
- SBIギャランティ
- SMBCファイナンスサービス
信用系の保証会社はこちら
信用系は審査難易度が中程度です。
- アルファー
- エルズサポート
- 興和アシスト
- K-net(旧:近畿保証サービス)
- ジェイリース
- 大成保証
- 宅建ブレインズ
- 賃住保証サービス
- ナップ賃貸保証
- ニッポンインシュア
- ホームネット
- ランドインシュア
- ルームバンクインシュア
2024年4月現在のLICC加盟店の情報です。



独立系の保証会社はこちら
独立系は最も審査が緩い保証会社です。
これまでに述べた信販系や信用系以外の多くは独立系です。
下記に記載する独立系の保証会社以外にもあまり名前の聞かない保証会社があれば独立系の保証会社の可能性が高いです。
- ALEMO(アレモ)
- Casa(カーサ)
- 4C’S(フォーシーズ)
- 日本セーフティー
- フォーシーズ
- アールエムトラスト
- イントラスト
- SFビルサポート
- オーロラ
- れんぽっぽ(CAPCO AGENCY)
- 新日本信用保証
- セブン総合保証協会
- 総商(AAAホールディングス)
- 日本賃貸保証(JID)
- ライフ保障
- プレミアライフ
- いえらぶ保証
- フェアー信用保証
- クレデンス
- ダカーポ
- ラクーンレント
- ロイヤルインシュ


まとめ
今回は保証会社の難易度を一覧にしてみました。
他にも審査に関する記事を書いているので別の記事も参考にしていただけると幸いです。


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